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下肢静脈瘤の手術後の圧迫方法

下肢静脈瘤は日帰りで行うことができます。

ただ手術後は包帯弾性ストッキングで圧迫をしないといけないことが多いです。

当クリニックでの圧迫の具体的な方法を紹介します。

70代の男性の方で15年ぐらい前から下肢静脈瘤が目立ち始めました。

右足のふくらはぎに静脈瘤が目立ちます。あまり症状はありません。

下肢静脈瘤血管内焼灼術と目立つこぶのところは部分切除をおこないました。

手術後1週間目での状態です。傷のところには小さなテープがはっています。この状態で翌日からシャワーをあびてもらいました。

手術後は写真のようにサポータのような筒状の包帯を着用してもらいます。シャワーを浴びるときははずしてもらい、ふくらはぎは手術後1週間は着用し、それ以後はその方の症状に応じで継続する場合もあります。

このサポーターはあまり耐久性がないので、続けるためのものであれば専用の弾性ストッキングをお勧めしています。

手術後2カ月もたつと、傷跡も分かりにくくなってきます。

一部まだ目立つようにも見えますが、多くの場合は小さくなってきます。

下肢静脈瘤血管内焼灼術

下肢静脈瘤の原因となっている、静脈にカテーテルを挿入し高周波やレーザーを用いて熱を加え静脈を細くして閉塞させる治療です。その結果、静脈が膨らまなくなるため血管が目立たなくなります。

術後の注意点と合併症

手術後は一時的に内出血やつっぱり感が出ることがあります。

皮膚の感覚が部分的にしびれたりすることがあり、1%の人でその症状が残ってしまうことがあります。

深部静脈血栓症が起き入院が必要となる方が0.1%あります。

またどうしても術後5年以上たつと再発してくる方が10%あります。

手術にかかる費用

健康保険が適用されます。

3割負担のかたであれば自己負担分が、片脚で46000円、両脚なら93000円

当院では、平成30年6月1日に施行された医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針(医療広告ガイドライン)に則り、術前又は術後の写真を掲載する場合は、通常必要とされる治療内容、費用等に関する事項や、治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等の詳細な説明を併記し、患者さんに誤認を与えないよう努めています。

なお、当院のプライバシーポリシーに反しない限り、掲載した写真は全て院内にて参照頂けます。ご希望の患者様は医師にお申し出ください。

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