左ふくらはぎ下肢静脈瘤の治療症例
50代の女性の方
左下肢の下肢静脈瘤で、エコーでは小伏在静脈に静脈瘤を認めていました。
高周波を使って下肢静脈瘤血管内焼灼術を行い、こぶ状に見えている静脈瘤は部分切除を行いました。
手術時間 37分
手術後約1週間後の状態です。静脈瘤は改善し、少し皮下出血(内出血)が見られますが、これは自然に吸収され消えていきます。
下肢静脈瘤血管内焼灼術
下肢静脈瘤の原因となっている、静脈にカテーテルを挿入し高周波やレーザーを用いて熱を加え静脈を細くして閉塞させる治療です。その結果、静脈が膨らまなくなるため血管が目立たなくなります。
術後の注意点と合併症
手術後は一時的に内出血やつっぱり感が出ることがあります。
皮膚の感覚が部分的にしびれたりすることがあり、1%の人でその症状が残ってしまうことがあります。
深部静脈血栓症が起き入院が必要となる方が0.1%あります。
またどうしても術後5年以上たつと再発してくる方が10%あります。
手術にかかる費用
健康保険が適用されます。
3割負担のかたであれば自己負担分が、片脚で46000円、両脚なら93000円