症例紹介ブログBlog

ふくらはぎの目立つ静脈瘤が改善した手術治療例

50代の女性のかたで、20年以上前から静脈瘤がありましたが特に治療はしていませんでした。

だんたんと静脈瘤の大きさもひどくなり、足のむくみも出てきたので受診となりました。

治療として下肢静脈瘤血管内焼灼術を行い、目立つこぶは部分切除を行いました。

手術時間は48分で日帰りで終了しています。

手術後は静脈瘤が大きかったので皮下出血(打撲の跡のような青くなる状態)がやや多かったですが生活には支障がない程度でした。ただ完全に消えるのには3週間かかりました。

反対の左足にも静脈瘤があったのですが、そちらは同じ日には行わず後日手術をさせてもらいました。

手術後3カ月目の状態で、めだっていた静脈瘤(こぶ)はほぼ消えました。

静脈瘤を長年治療せず大きくなると、手術で切除が必要となる部分が多くなったり手術時間が長くなったりすることがあります。

あまり我慢せず早めに治療をした方が、何かとスムーズに治療を終えることができますので相談にお越しください。

下肢静脈瘤血管内焼灼術

下肢静脈瘤の原因となっている、静脈にカテーテルを挿入し高周波やレーザーを用いて熱を加え静脈を細くして閉塞させる治療です。その結果、静脈が膨らまなくなるため血管が目立たなくなります。

術後の注意点と合併症

手術後は一時的に内出血やつっぱり感が出ることがあります。

皮膚の感覚が部分的にしびれたりすることがあり、1%の人でその症状が残ってしまうことがあります。

深部静脈血栓症が起き入院が必要となる方が0.1%あります。

またどうしても術後5年以上たつと再発してくる方が10%あります。

手術にかかる費用

健康保険が適用されます。

3割負担のかたであれば自己負担分が、片脚で46000円、両脚なら93000円

当院では、平成30年6月1日に施行された医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針(医療広告ガイドライン)に則り、術前又は術後の写真を掲載する場合は、通常必要とされる治療内容、費用等に関する事項や、治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等の詳細な説明を併記し、患者さんに誤認を与えないよう努めています。

なお、当院のプライバシーポリシーに反しない限り、掲載した写真は全て院内にて参照頂けます。ご希望の患者様は医師にお申し出ください。

トップへ戻る
  1. HOME
  2. 症例紹介ブログ
  3. ふくらはぎの目立つ静脈瘤が改善した手術治療例